
なぜ、頑張っても満たされないのか
本を読んだ。
講座も受けた。
自己受容も試みた。
それでも変わらない部分があるとしたら
あなたが弱いからでも努力が足りないからでもありません。
家と同じです。
どんなに立派な柱を立てても
土台が脆弱のままでは積み上げるほどに揺れてしまいます。
学んできたことが形にならなかったのは
「土台」がまだ育っていなかったからなのです。
逆にいうと、土台さえ整えば、無理に変えようとしなくても
「私はこれでいい」と自然に思えるようになっていきます。
なぜ、「土台」は育たなかったのか
「怖い」「悲しい」「甘えたい」という本音を
心の奥へ押し込めてきたかもしれません。
子どもにとって
親との関係は世界のすべてですから、
嫌われないように、見捨てられないように、
頑張らないといけなかった
そんな環境の中にいたのかもしれません。
「安心して甘え、ありのままを受け入れてもらう」という、
人が育つために不可欠な体験が不足していると、
「心の土台」は育たないので、
今のあなたが生きづらいとしたら、
それは、あなたが悪いということではなく、
必死に周りとの関係を守ろうとしてきた
証なのだと思います。

必要なのは「体験」のやり直し
この空虚感は、
本を読んでもテクニックを学んでも
埋まらないものです。
人との関係で空いてしまった穴は、
人との温かい関係でしか埋められないのです。
セッションは
「変わる努力」をする場所ではありません。
守られた関係の中で受け止められる体験を重ねること。
その中で、
あなたの中にある力が自然と動き始めます。
「ああ、私はこのままで生きていていいんだ」
そう心から思えた時、
あなたの人生は驚くほど力強く動き出します。
これまでセッションを通して、
そんなふうに凍りついた心がとけ、
本来のその方らしい輝きを取り戻していく姿を、
私は何度もこの目で見てきました。
人はいつからでも、どこからでも、自分自身を生き直すことができます。
そのサポートをさせていただけることを、
とても嬉しく思っています。